診療対象動物
犬・猫
診療内容
■内科・外科一般
飼育・食事管理のご相談や、爪切り・肛門腺絞りといった日常生活のケアから適切な病気の治療まで行います。
国立大学である東京農工大で研修医をしてきたことをいかし、当院では対応しきれない病気の場合は、農工大学をはじめ、各所大学病院と連携を取りながらの治療が可能です。
■各種予防
狂犬病予防注射、混合ワクチン、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防
■避妊・去勢手術
避妊去勢することにより子宮蓄膿症などの子宮の疾患や乳腺腫瘍、 前立腺肥大などのリスクを減らすことができます。
また、雄犬では腰フリの癖を軽減します。
■健康診断
検尿、検便、血液検査、レントゲン、超音波検査など、その子の状態にあった検診をご提案します。
詳しくはお問い合わせください。
医療機器について
■Acrosurg.(アクロサージ)
2018年より、マイクロ波を用いた外科手術用エネルギーデバイス「Acrosurg.(アクロサージ)」を導入しております。マイクロ波とは、電子レンジなどでも利用されている2.45GHz帯の電磁波です。マイクロ波を照射すると組織中の水分子に作用し、活性化した分子運動によって組織そのものが熱くなるため、組織を焦がす心配がなく、周辺の損傷範囲も最小限に抑えられます。これによって手術後の創傷治癒が早まることが期待されます。
また、ハサミ型の「Acrosurg.」一つで、皮膚組織の切離から組織・癒着の剥離、臓器・組織の切離・止血、脈管切断・封止まで一貫して作業することができます。そのため、手術器具を持ち替える回数が減り、手術時間の短縮が期待され、患者様負担軽減につながります。
■Canon Xario 200V Platinum
2019年より導入した新しい超音波診断装置です。
これまでの超音波診断装置よりも細部まで画像を鮮明に表示することができるようになりました。
■ソノサージG2(超音波凝固切開装置)
近年、生体が手術に用いた縫合糸に反応し、縫合糸反応性肉芽腫といわれるしこりができることが、ダックスフント、トイプードル、チワワなどで報告されています。縫合糸反応性肉芽腫ができると、再手術をしたり、免疫抑制剤を永久的に投与しなくてはなりません。
ソノサージは超音波の振動を利用し、血管や組織を縫合糸を使わずに凝固・切開することができます。ソノサージの導入により、手術時間の大幅な短縮が可能になり、脾臓破裂のような緊急性のある手術に対応できるようになりました。また、去勢手術・避妊手術でも使用可能であり、縫合糸反応性肉芽腫のリスクを最大限に減らすことが期待されます。
■エルベVIO200S(電気メス)
ほぼすべての手術に用います。切開時の出血を抑え、スムーズな手術が行えます。
■血液検査
貧血など血液の異常を調べます。
■血液生化学検査
富士フイルムの最新機器、富士ドライケムNX700Vを導入しました。
同時に5検体検査することができ、検査時間の短縮が可能となりました。
この機器では、腎臓、肝臓、血糖値、炎症マーカー、電解質などを調べ、内臓面での異常を調べます。
■富士ドライケム IMMUNO AU10V
これまで外注検査で行っていた各種ホルモン検査や肝臓の異常をみつける総胆汁酸、猫の炎症マーカーであるSAAなどが院内で測定できるようになりました。
■血液凝固分析装置 COAG2NV
血が止まるかどうか調べるための機器です。手術の前や、DIC(播種性血管内凝固症候群)の検査などに使用します。
■超音波診断装置
超音波検査では、動物に麻酔をかける必要がなく、痛みのない検査です。胃・腸などの消化管、腎臓、肝臓、脾臓、膀胱、子宮、心臓など、超音波で画像を描出することで、体の異常を見つけていきます。
■内視鏡
難治性の胃腸炎の診断に用たり、おなかを切ることなく、異物を取り出すことができます。
■スーパーライザー
近赤外線発生装置。
腫瘍、椎間板ヘルニア、腰のふらつき、ひざの痛み、口内炎、外耳炎、創傷の治癒に使用します。
腫瘍でお悩みの方、治りの悪い椎間板ヘルニアを患っている方、慢性外耳炎や慢性口内炎の方、ご相談ください。
■フォーストライアド
電気メスと血管シーリングを備えた機器です。電気メスの制度の向上とシーリングの向上が見込めます。
■動物用心電図自動解析装置D800
高精度の動物用心電計です。自動解析機能があり、心疾患における病態の把握に役立ちます。
■レントゲン検査
ケアストリーム社製のDRを導入しております。
今まで使用していたCRと呼ばれるレントゲンよりも、より高精細に画像を描出できます。
またレントゲン時間の短縮も期待されます。
■Alivio BP200D
最新の動物用血圧計です。血圧は心臓病や腎臓病などの多くの疾患と関連があります。
定期的にペットの血圧を測ることが重要です。
夜間救急診療について
現在、当院では夜間診療を行っておりません。
夜間における急患の方は、八王子ERもしくは府中ERなどの夜間診療対応の病院を受診ください。
【夜間の診療を受け入れてくれる病院】
■ER動物救急センター ER府中
必ず電話にて予約をしてください。
〒183-0006 東京都府中市緑町1-17-1 S・R・K 1F
TEL:042-306-8052
お車で来られる方
敷地内に2台分の駐車場あり。(満車の場合はお近くのコインパーキングをご利用ください)
病院は甲州街道沿いですが、下り車線からの右折は禁止ですのでご注意ください。
電車で来られる方
京王線「府中駅」 徒歩8分
■ER動物救急センター ER八王子
必ず電話にて予約をしてください。
〒192-0364 東京都八王子市南大沢 4-7-2 ヤマザキ動物看護大学内
TEL042-670-1277